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時間が経ってからのお悔やみで贈り物はどうする?手紙の書き方やのしの付け方

時間が経ってからのお悔やみで贈り物はどうする?手紙の書き方やのしの付け方

近頃では、お葬式の規模を縮小して、近親者のみで家族葬にするケースも増えたため葬儀が終わった後に訃報を知ることも少なくありません。遅れての訃報を受け取るということは、葬儀の後になっても、あなたに訃報をお知らせしたかったということです。まずはご遺族に感謝の気持ちを持ちましょう。

では、すぐにお悔やみの気持ちを伝えられなかった場合に、どのように対応するのが良いのでしょうか?

この記事では、時間が経ってからのお悔やみとして贈り物をする際のマナーや手紙の書き方、のしの付け方等について解説します。

目次

時間が経ってからのお悔やみで贈り物はどうする?

お悔やみの贈り物をするタイミングは、必ずしもすぐに行う必要はありません。ただし、香典や供物を辞退されるケースも増えているので、事前に確認しましょう。事情により、葬儀に参加できなかったり、すぐに連絡できなかった場合に、後からでもお悔やみの気持ちを伝えることは大切ですが、ご遺族の想いを尊重することが一番大切です。

一定の時間が経ってからお悔やみの贈り物を贈る場合、贈り物を選ぶ際には、相手が今どう感じているかに配慮することが重要です。すでに喪が明けた場合は、過度に悲しみを強調するものではなく、穏やかな気持ちで受け取れるものを選ぶとよいでしょう。

お花やお菓子、供養に役立つものなどが一般的ですが、特に「お供え物」としてふさわしいものがよく選ばれます。後から贈り物をする際には、遅れてしまったことに対するお詫びの気持ちと、故人への敬意を込めた手紙を添えると良いでしょう。

一定期間が経過したお悔やみの贈り物5選

一定期間が経過してからのお悔やみの贈り物として、どのような品物を選ぶべきかは悩ましいところですね。

ここでは、後から贈るお悔やみの品としてふさわしい贈り物を5つご紹介します。

その1 お線香やろうそく

お線香やろうそくは、お悔やみの贈り物として非常に伝統的であり、いつ贈っても相手に不快感を与えることが少ないアイテムです。

香りも様々で、故人の好きだった香りを選ぶことで、相手に「故人のことを思い出している」という気持ちを伝えることができます。

品の良いパッケージに入ったお線香や、デザイン性のあるろうそくは、丁寧さが感じられ、長期間使用できるため、心遣いが感じられる贈り物です。

その2 お花

お悔やみの贈り物として定番の一つが、お花です。生花やプリザーブドフラワーを選ぶことで、故人への敬意を表しつつ、遺族にも癒しの気持ちを届けることができます。

特に白いお花や淡い色の花束は、穏やかな雰囲気を与えるため、後から贈る際にもふさわしい選択です。故人を偲ぶ気持ちを優しく伝えることができます。

ただし、ユリは花粉が落ちるので、避けた方が良いでしょう。とげのある花や、香りの強い花もお悔やみには不向きです。

その3 お菓子や果物

お菓子や果物も、後からのお悔やみの贈り物として選ばれることが多いです。

特に、お供え用にふさわしい高級感のある和菓子やフルーツは、遺族が故人を思いながらいただくことができ、相手の心を癒す贈り物となります。

また、個包装されているものや日持ちのするものを選ぶことで、相手の負担を軽減することもできます。

「焼き菓子」(クッキー、マドレーヌなど)「和菓子」(カステラ、三笠、きんつばなど)「米菓」(煎餅、おかきなど)が代表的です。

その4 故人が好きだった品

故人が特に愛していたものや趣味に関連する品も、心に響く贈り物となることがあります。

例えば、故人が生前好んでいたお茶や飲み物、読書好きだったなら関連する書籍など、個別にカスタマイズした贈り物は、相手にとって特別な意味を持ちます。

こうした個別の思い出に基づく贈り物は、単に「形」だけでなく、「気持ち」も伝えることができるため、非常に喜ばれることでしょう。

その5 麺類

常温で日持ちがする乾麺はお供えに適した食べ物です。とくにお素麺はお盆のお供え物としても欠かせません。

お素麺は「仏様があの世に帰るときの馬の手綱」「あの世へ帰るご先祖様の荷物を縛る紐」などの説があり、お盆には必ず供えられます。地域によってはお素麺ではなくうどんを供える地域もありますが、夏場であればお素麺を贈れば、大抵は喜んで頂けるでしょう。

手紙の書き方

時間が経過してからのお悔やみの贈り物には、必ず手紙を添えることが望ましいです。手紙には、まず遅れてしまったことへのお詫びの気持ちを伝え、その上で故人への想いや遺族に対する励ましの言葉を記します。弔問できなかったお詫びや、香典や供物を一緒に送る場合には、その旨も一文添えておくと良いでしょう。

内容はシンプルにまとめ、あまり長くならないよう心掛けましょう。お悔やみの手紙は基本的に「主文」「文末」「後付け」の順で作成します。

「主文」

  • お悔やみ
  • 訃報を知っての驚きや遺族への慰め、励まし
  • 弔問欠席に対するお詫び
  • 香典や供物を同封した旨

「文末」

  • 結びの言葉(ご冥福をお祈りします等)

「後付け」

  • 日付(和暦)
  • 差出人
  • 宛名(遺族の名前に敬称の様をつける)

敬称の使い方にも気をつけましょう。故人のことを述べる場合には喪主から見た関係性で敬称を使います。

喪主から見た故人敬称
ご尊父様・お父上様
ご母堂様・お母上様
ご主君様・ご主人様
ご令室様・奥方様
息子ご令息様・ご子息様
ご令嬢様・ご息女様

また「忌み言葉」も使わないよう気を付けましょう。代表的なものは以下の通りです

重ね言葉ますます・度々・次々
連続を意味する言葉引き続き・再び・追って
生死に関する言葉死亡・生きる・生存・生死
縁起の良くない言葉消える・迷う・四・九

手紙の例文

〇〇様のご逝去を知り、心よりお悔やみ申し上げます。

〇〇様の突然のご逝去に、まだ信じられない思いでおります。生前のご厚情に感謝しつつ、心からのご冥福をお祈り申し上げます。

お知らせをいただいたにもかかわらず、ご挨拶が遅れましたこと、深くお詫び申し上げます。

どうか、御家族の皆様もお体ご自愛くださいませ。

〇〇年〇〇日 差出人 宛名(遺族様)


手紙には、相手に負担をかけないような簡潔な言葉と、誠実な気持ちを込めることが大切です。

のしの付け方

時間が経ってからのお悔やみの贈り物にも、適切なのしを付けることがマナーです。お悔やみの贈り物には、基本的には「黒白」ののしを使用します。弔事においては、紅白ののしは不適切ですので注意が必要です。

のし紙の表書きには、「御供物」「御霊前」と書くのが一般的です。のしのかけ方も、地域によって異なることがあるため、相手の地域の慣習に従うことが理想的です。

しかし、基本的には上記の書き方を押さえておけば、大きな問題はありません。

お悔やみの贈り物を送るときの注意点

お悔やみの贈り物を送る際には、いくつかの注意点があります。まず、タイミングに関してですが、遺族が落ち着いたタイミングで贈ることが望ましいです。

早すぎても負担をかけることがありますし、逆に遅すぎるとマナー違反となることがありますので、3か月以内を目安に贈るとよいでしょう。また、贈る品物に関しても、あまり高価すぎるものや、日常的に使用しにくいものは避けるべきです。

相手が手軽に受け取れるような品物を選び、負担にならない配慮をすることが大切です。親族の場合5,000円〜10,000円、友人知人の場合は3,000円〜5,000円程度です。

想い出を集めてあげよう

葬儀、通夜の席では故人を偲ぶ方々が集まり、生前の思い出に花を咲かせ、遺族も知らなかった故人の一面を知る。といったようなシーンが多々あります。

しかし、昨今様々な事情で家族葬などにされた場合には、このような機会を持つ事が困難です。これはご遺族にとっても、故人の友人知人にとても残念なことですね。そこで、SouSouが提供する、デジタル・プラットフォームサービスの中から、メモリアルページの機能をご紹介します。

この機能は、家族や友人の思い出を共有し、離れた場所からでも、共に追悼をすることができる機能です。それぞれがSouSouのメモリアルページに故人との思い出や、お別れの言葉、故人に関する写真を投稿しデジタル上でまとめます。

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この記事を書いた人

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