ライフヒストリーの書き方|具体例や最新のおすすめツールを紹介!
ライフヒストリーを残そうと考える人もいるでしょう。故人の生前の経歴を残すことで、いつまでも大切な家族のことを忘れずにいられます。
しかし、残そうと思っても書き方がわからなかったり、どんな形で残したらいいかわからなかったりする人も多いはずです。ここでは、ライフヒストリーの書き方や制作するメリット、おすすめのライフヒストリーサービスについて紹介します。
ライフヒストリーとは?
ライフヒストリーとは何なのかわからない人も多いでしょう。これは、英語で「Life History」と言い、「自分史」という意味を持ちます。
最近では、大切な家族の葬儀やお別れの場などでもライフヒストリーという言葉を耳にする機会が増えてきています。故人の思い出を参列者の人たちと共有できるようにと取り入れられるようになってきたためです。葬儀やお別れの場に故人の思い出の品を飾ることで、より大切な故人の人生の物語を深めることができます。
ライフヒストリーは、自分のこれまでの人生を記したものであり、制作は遺族が行ったり、故人が生前に行っていたり、専門家に依頼したりとさまざまです。大切な家族がどんな人生をたどってきたのかを残すためにも、ライフヒストリーはとても大切なものです。
残す方法も、故人が歩んできた生涯を文章にして本にまとめたり、映像としてまとめたりと1つだけではありません。本にまとめる際は写真やイラストを使うことで、よりイメージしやすくなります。映像では故人の好きな曲をBGMとして流したり、遺族の人や親しい友人たちでナレーションをいれるのも良いでしょう。
ライフヒストリーとは、故人の生きた証を大切な家族や友人に残せる大切なものです。ぜひ制作してみてください。
ライフヒストリーの書き方
イフヒストリーを書こうと思っても、どうやって書けばいいかわからない人も多いのではないでしょうか。ライフヒストリーの書き方に、「こうやって書かなければいけない」という決まりはありません。
初めて制作する際は、年表のように書き出していくと書きやすいです。幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、と区切って書いてみてください。大学を卒業した後は20代、30代と年代別にすると良いでしょう。学校や年代ごとに区切りを付けることで、当時の思い出も振り返りやすくなりますし、写真や思い出の品も探しやすいです。
区切ることができたら、思い出を振り返りながらどんどん書き出していきましょう。この時、思い出の順番がバラバラでも問題ありません。あとになって「こんなこともあったな」と思い出し書き足すこともあります。最初から順番に書いていると、あとから思い出した際に書き足しにくい場合があります。まずは思いつく限り書き出していき、最後に清書しながら並べ替えましょう。
ただし、注意したい点もあります。それは制作者以外の人も読むということです。好きに書いて良いからと言って、他の人が読みにくい書き方にならないようにしましょう。また、読んだ人が嫌な気持ちや不快感を感じる内容は避けるようにしてください。基本的に自由に書いて問題はありませんが、書いた本人以外の人も読むことも意識しましょう。
ライフヒストリーの書き方は自由です。皆さんの好きな形で自分や大切な家族の生きた証を残しましょう。
ライフヒストリーを作成するメリット
ライフヒストリーを作成することでどんなメリットがあるのか疑問に思う人もいるでしょう。家族や友人にどういったメリットがあるのか、ライフヒストリーを作成することで故人にも何かメリットがあるか考えたこともあるはずです。
ここでは、ライフヒストリーを作成するメリットを3つ紹介します。
メリット1 人生を整理して自己理解が深まる
第1に、人生を整理して自己理解が深まることです。過去を振り返り整理することで、自分がどういった人間なのかより深く知ることができます。
自分の価値観や考え方は、これまで経験したことに影響を受けて形作られることが多いです。どういう体験をして今の価値観を持つようになったのか、何がきっかけで今の考え方をするようになったのか、過去を整理することで明確に自分のことを理解することができます。
また、過去を振り返ることで自分自身の理解を深めることができるでしょう。自分がどういう時に頑張れるのか、何をしている時に幸せや満足感を感じられるかを知ることで自分自身をより深く知ることができます。
メリット2 家族や友人が楽しめる
第2に、家族や友人が楽しめることです。故人との思い出を振り返り、懐かしむことができます。
故人の過去を振り返った際、思い出は自分一人のモノばかりではないはずです。大切な家族や友人との大切な思い出も多いでしょう。ライフヒストリーを制作することで、「あの時あんなことがあったね」、「こんなこともやっていたね」と家族や友人たちと思い出話に花を咲かせることができます。
家族や友人のためにもライフヒストリーを残してあげてください。故人のこれまでの生涯を形に残すことで、いつでも大切な思い出を振り返り幸せな気持ちになることができます。
メリット3 過去を思い出すきっかけになる
第3に、過去を思い出すきっかけになることです。ライフヒストリーを作成する際、過去を振り返ることで奥底に眠っていた記憶や想いを思い出すことがあります。
ライフヒストリーを作成する時、印象に残っている思い出から振り返り、書き出して行く人が多いでしょう。楽しかったことや嬉しかったことなど大人になった今でも記憶に深く残っている思い出はたくさんあるはずです。時には、子供のころの写真を見たり、思い出の品を手に取ったりすることでより鮮明に思い出を振り返ることもあるでしょう。
昔のことを思い出している時に、他の記憶も思い出す経験をしたことがある人もいるでしょう。今まで思い出すことがなかった思い出や記憶が次々と浮かび上がってくることがあります。中には、無意識のうちに心の奥底に眠っていた大切な思い出を思い出すこともあるでしょう。
ライフヒストリーを作成していると、今まで思い出すことがなかった記憶や想いを思い出すことがあります。今まで気づかなかった新しい自分の発見することもあるでしょう。
おすすめのライフヒストリーサービス
ライフヒストリーを制作する際、そのサービスを使用したらいいかわからない人もいるでしょう。無料で制作できるサービスはあるのか考える人もいるはずです。
初めてライフヒストリーを制作する際は、GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントなどを使用すると良いでしょう。Googleアカウントがあれば無料で使用できるため初めてでも安心して使用できるためおすすめです。
家族が故人のライフヒストリーを制作する際、同時に作業ができます。家族や友人たちと共同で故人の思い出を整理する際に便利です。コメント機能を活用すれば、関係者からフィードバックも得やすいでしょう。
データの保存も、GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントには自動保存機能が搭載されています。製作途中のデータを自動保存してくれるため、データ消失の危険性は低いです。オンライン上で制作できるので、スマホとPCのどちらでも制作できます。
Googleスプレッドシートではフィルターや色分け機能を活用することで、年代ごとのテーマや重要な出来事を見やすく整理できます。また、Googleドキュメントでは表や画像を簡単に挿入でき、オリジナリティのあるライフヒストリーの制作が可能です。
初めてのライフヒストリーの制作は、上手く作れるか不安も大きいでしょう。そのため、無料制作できるサービスがおすすめです。
みんなでライフヒストリーを作成できる「SouSou」のメモリアルページ
SouSouではご自身や大切な家族の生きた証をオンライン上で残せるメモリアルページサービスを提供しています。大切な想い出をもとに、故人の生涯を記した年表を制作できます。
メモリアルページではテキストだけでなく、写真も一緒にライフヒストリーに投稿することが可能です。ヒストリーの投稿も年月日から入力できるため、日付を入力するだけで投稿の順番を自動で時系列順に並び変えてくれます。入力内容も日付、タイトル、説明、写真のアップロードのみとシンプルなため、誰でも簡単に制作が可能です。
また、ライフヒストリーを作成し家族や友人と共有できるだけでなく、時間や場所を選ばず、誰でも故人を想い、追悼することができます。遠方に住んでいたり、諸事情によって葬儀に参列できない人や、故人のお墓の場所を知らない方もメモリアルページを訪れることが可能です。それだけでなく、故人の友人以外にも、縁のある人や仕事の関係者など、多くの人からのお別れの言葉をオンライン上で簡単に集めることができます。
SouSouの提供しているメモリアルページは、誰でも簡単に無料で利用できます。ライフヒストリーの制作をお考えてならぜひご利用ください。
自分の歴史を整理しよう
生前の元気なうちから自分の歴史を整理しましょう。自分自身のことをより深く知ることができます。
ライフヒストリーを制作することで、自分自身の人生を整理し、より深く理解することができます。今の自分の価値観や考え方になった理由を再確認することで、さらに自己理解が深まるでしょう。それだけでなく、ライフヒストリーを制作することで、今まで思い出すことがなかった記憶や想いを思い出すきっかけにもなります。心の奥底に埋まっていて思い出すことが無かった大切な記憶や想いも思い出せるでしょう。
また、残された家族にとってもライフヒストリーは特別な意味を持ちます。大切な家族が歩んだ軌跡や、一緒に作った思い出をいつまでも残すことが可能です。大切な家族のことをいつでも思い出すことができ、ゆっくりと思い出に浸ることができます。
自らの生涯を整理し振り返るだけでなく、家族にとっても故人との大切な思い出の品になります。残される家族のためにもライフヒストリーを制作してあげてください。
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