お悔やみ欄を閲覧する方法３選｜注意点や各都道府県別の情報媒体を紹介
お悔やみ欄は人が亡くなったことを知らせる重要な手段です。とりわけ、地方新聞では読者が求めるキラーコンテンツとしての役割を担っています。実際、人の生き死に関わる情報ほど大切なものはないですよね。
みなさんのなかにも、会社で契約している新聞に掲載されているお悔やみ欄を見たことのある人たちもいるはずです。しかしながら、いざ自分でお悔やみ欄を見ようと思ったとき、新聞を含めてどのような方法があるのでしょうか？
この記事では、お悔やみ欄を閲覧する方法を解説しています。また、お悔やみ欄を閲覧するときの注意点や各都道府県別の情報媒体もまとめているので、これからお悔やみ欄を見ようと考えている人たちは参考にしてみてください。
お悔やみ欄とは？
お悔やみ欄とは、亡くなった人の名前や年齢、お通夜や葬儀の情報を掲載するページを意味しています。基本的には、全国紙や地方紙が提供するコンテンツの一部として公開されています。一部、WEBサイトでお悔やみ情報を提供しているものもありますが、一次情報のほとんどが新聞に依存していると言ってよいでしょう。
お悔やみ欄を閲覧する方法
さて、お悔やみ欄を閲覧するには、具体的にどうすればよいのでしょうか？
これに関しては、大きく３つの方法があると言えるでしょう。
方法１ 地方紙と契約する
第１に、お悔やみの情報を知りたい地域の地方紙と契約する方法が一般的です。
いうまでもなく、お悔やみ欄は新聞が提供するコンテンツです。そのため、亡くなった人の情報を確認したい地域で展開されている新聞を取ることをおすすめします。地方紙によっては積極的に電子化を進めているところもあるため、必ずしも紙媒体でなければいけないわけではありません。
ただ、お悔やみ欄だけは紙以外に掲載しないという方針の地方紙もあります。その詳細は新聞各社に問い合わせて確認してみてください。
なお、朝日新聞などの全国紙も各地域に支局を持っているため、地域コーナーにお悔やみ欄を掲載しています。ただし、網羅性を考えると、地方紙のほうが優れていると考えられます。
方法２ 専用のWEBサイトを見る
第２に、お悔やみ情報を掲載しているWEBサイトも存在します。
実際、わざわざ新聞を契約して紙でチェックするのは、極めて手間がかかる作業です。また、全国の情報を知ろうと思えば、４７都道府県全ての地方紙と契約しなければいけません。個人で支払うにはコストが大きすぎると言えます。
その意味では、全国のお悔やみ情報がひとつのサイトにまとめられているのは便利に違いありません。そのようなサービスもネット上にありますから、是非とも確認してみてください。
方法３ SNSのアカウントを確認する
第３に、お悔やみ欄ではありませんが、FacebookやX（旧ツイッター）などのアカウントをチェックすることで亡くなったことを確認できる場合があります。
実際、ソーシャルメディアで故人の誕生日に友人や家族がメッセージを投稿している内容を見て、亡くなったことを知るケースも増えています。また、友人や家族が訃報を知らせるために、代わりに投稿する場合もあります。
大手ソーシャルメディアでは、没後もアカウントを保護するサービスを始めており、SNSの様子を確認することで亡くなったことを知ることもできるのです。
お悔やみ欄を閲覧するときの注意点
なお、お悔やみ欄を閲覧するときには、いくつか注意すべき点があります。
ここでは、亡くなった故人の情報を確認するうえで気をつけなければいけないことを紹介していきます。
注意１ 葬儀終了後に掲載されることもある
はじめに、お悔やみ欄で掲載されているからといって、これから葬儀が行われるとは限りません。なかには、葬儀が終了した後に知り合いに亡くなったことを知らせるためにお悔やみ欄を活用している遺族もいます。
大抵の場合、備考として葬儀が終了していることが記載されているので、焦らずに詳細を読むように心がけましょう。
注意２ すべてを対象にしていない
続いて、新聞のお悔やみ欄は、あくまでも遺族が掲載を希望して成立するサービスです。したがって、それぞれの地域で亡くなった人たちを必ずしも網羅しているわけではないのです。
また、新聞によっても記載されている故人の情報が異なるケースもあります。本人が亡くなったことを確実に知るには、家族や友人をはじめその人を取り巻くコミュニティに日頃から関わっておく必要があるのです。
注意３ 同姓同名の人もいる
最後に、お悔やみ欄に掲載されている人の中には、同姓同名もいる場合があります。顔写真が掲載されるわけではないので、ごく稀に本人ではない同じ名前を見て亡くなったと勘違いする人もいるので注意してください。
SouSouは、残す人（故人）と残された人（遺族や友人など）の想いをつなぐ新しいデジタル終活のサービスです。基本機能のひとつとして、「メモリアルページ」という亡くなった方の写真や思い出を投稿してまとめたり、オンライン上でいつでも追悼できるサービスをだれでも無料で利用できます。
メモリアルページには「お別れの言葉」を投稿する機能が用意されており、故人に向けたメッセージを集められるようになっています。友人や同僚などの言葉を通して家族が知らない素敵な一面が見えてくるのは、故人の思い出を振り返るのにとてもよい機会になると考えられます。
加えて、SouSouには、大切な人の未来に手紙を送る「タイムカプセルレター」というサービスがあります。日付やイベントを指定することで亡くなった後でも娘や息子にメッセージを予約しておくことができるわけです。物理的に自分が存在しなくなった後でも、想いは残すことができます。終活の一環として大切な人に言葉を残してみるのもよいかもしれません。
各都道府県別のお悔やみに関する情報媒体一覧
それでは、各都道府県のお悔やみ情報を閲覧するのに役立つ媒体を紹介していきます。
すべての故人に関する情報を網羅しているわけではないので注意して閲覧してください。芸能人や有識者などの著名人に特化したサイトも掲載していましう。加えて、紙媒体ではないと提供していないケースもあるので、詳細は地方紙のサポートデスクに問い合わせてみましょう。
北海道・東北編
関東甲信越編
中部編
| 都道府県名 | 媒体一覧 |
|---|---|
| 静岡県 | お悔やみの記事・出来事 / 伊豆新聞デジタル |
| おくやみ情報：新居・湖西の総合情報サイトAKweb | |
| 愛知県 | ー |
| 岐阜県 | 訃報 | 岐阜新聞Web |
| おくやみ情報ひだ | |
| 三重県 | お悔やみ申し上げます | 夕刊三重電子版 YoMotto |
| 富山県 | 富山のおくやみ情報｜北日本新聞webunプラス |
| おくやみ｜富山新聞 | |
| オークス お葬儀.com | |
| 石川県 | おくやみ｜北國新聞 |
| 福井県 | 福井県内のおくやみ情報 | 福井新聞D刊 |
関西編
| 都道府県名 | 媒体一覧 |
|---|---|
| 滋賀県 | お誕生・おくやみ・ご結婚（滋賀報知新聞） |
| ＜さざなみ＞ おくやみ情報：中日新聞Web | |
| 京都府 | お悔やみ｜京都新聞 |
| 大阪府 | ー |
| 和歌山県 | おくやみ：紀伊民報AGARA｜和歌山県のニュースサイト |
| 兵庫県 | 神戸新聞ＮＥＸＴ |
中四国編
| 都道府県名 | 媒体一覧 |
|---|---|
| 岡山県 | 山陽新聞デジタル訃報 |
| 広島県 | ケータイde中国新聞 |
| 山口県 | ー |
| 鳥取県 | 日本海新聞 Net Nihonkai |
| 島根県 | お悔やみ | 山陰中央新報デジタル |
| 香川県 | おくやみ一覧 | 香川ニュース | 四国新聞社 |
| 愛媛県 | 愛媛新聞のお悔やみ情報 |
| 徳島県 | 訃報｜徳島新聞デジタル |
| 高知県 | 高知新聞 |
九州・沖縄編
お悔やみ情報は地方紙が有力
お悔やみ情報は地方紙が有力な情報源となっています。だれもがどこかの地域で亡くなりますから、葬儀社や市役所などのネットワークを持っている媒体を中心に故人の訃報が発信されているわけです。
近年では、新聞のデジタル化も進んでいるので、スマホでサブスクリプションの契約を済ませれば、お悔やみ欄を見れる場合もあります。
ただ、お悔やみ情報だけは紙でしか配信していないという方針の新聞社も存在しますので、媒体に応じてアクセスの仕方だけ注意してくださいね。
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