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死んだ犬と寝るのは大丈夫?亡くなってから一緒にいれる日数を解説

死んだ犬と寝るのは大丈夫?亡くなってから一緒にいれる日数を解説

亡くなった愛犬と一緒に寝ることに問題ないのか悩む人もいるのではないでしょうか?大切な家族と少しでも長く一緒にいたいと思うことは自然なことです。一緒に過ごすことで、愛犬を亡くした悲しみを和らげることにもつながります。

しかし、遺体と一緒に寝ても大丈夫なのか心配な人も多いはずです。法律や倫理観から一緒に寝ることを躊躇してしまうこともあるでしょう。

ここでは、死んだ愛犬と寝るのは大丈夫なのか、亡くなってから一緒に居られる期間や亡くなったときに何をすべきなのかについて紹介します。

目次

死んだ犬と寝るのは大丈夫?

亡くなったペットと一緒に寝たいと思う人は多いのではないでしょうか。大切なペットと少しでも長くいたいと思う人もいるでしょう。亡くなったペットと一緒に寝ることは特に問題ありません

亡くなったペットと一緒に寝ることは法律的にも禁じられていませんし、誰かに迷惑をかけているわけでもありません。ですが、亡くなった愛犬と寝ていることを周りに伝えることは控えたほうがよいでしょう。

人によって良いことと悪いことの判断の基準は異なります。価値観の違いから、「亡くなった犬と寝るのは良くない」と思う人もいるでしょう。心無い言葉をかけられ、より悲しい思いをするかもしれません。

また、人も動物も亡くなると遺体は腐敗していきます。悪臭や虫が湧くこともあるので、衛星的にもあまり長い期間一緒に寝ることは難しいでしょう。

亡くなった愛犬との時間をできる限り過ごしたいと思い、一緒に寝ることは問題ありません。価値観の違いからひどい言葉をかけられたり、時間が経つと衛生的にも身体に悪影響が起きたりする可能性があるので、一緒に寝る場合は注意しましょう

亡くなってから一緒にいれる日数

大切なペットが亡くなったあと、一緒にいられる期間は時期によって異なります。これは季節によって腐敗がすすむ早さが違うからです

遺体を保管している場所や環境にもよりますが、一緒にいられる期間の目安として夏は亡くなってから1日から2日、冬は2日から3日ほどになります。ドライアイスや保冷剤を使った場合はもう少し伸びますが、これ以上は悪臭が発生したり虫が沸いたりする可能性が高くなるでしょう。

特に夏は冬よりも腐敗が進みやすいので注意が必要です。夏は気温と湿度が高いため腐敗の進行が早く、冬よりも悪臭や虫が沸きやすくなります。衛生的にも腐敗が始まった遺体と一緒に過ごすことは良くありません。

大切なペットと一緒に過ごしたいという気持ちはとてもよくわかりますが、腐敗が進んだ遺体と一緒に過ごすことは自身の健康にも悪影響が起こりかねません。愛犬の遺体と一緒に過ごす期間には十分注意しましょう。

愛犬が亡くなったときにすべきこと

大切な愛犬が亡くなったとき、何をすれば良いのでしょうか?

ここでは、愛犬が亡くなったときにするべきことについて紹介します。

  • その1 愛犬の体勢を整える
  • その2 愛犬の身体をきれいにする
  • その3 愛犬の身体を冷やす

その1 愛犬の体勢を整える

第1に、愛犬の体勢を整えてあげることです。姿勢によっては棺に納められない場合があります

亡くなった時の姿勢は、その時の状況によって異なります。伏せている姿勢だったり手足を真っすぐ伸ばした姿勢だったりさまざまです。目を開いていたり舌を出していたりすることもあります。

ペットが亡くなり悲しい気持ちで溢れているかもしれませんが、苦しそうな表情や姿勢のままだとかわいそうですし、姿勢によっては棺に入らない場合もあります。

愛犬が亡くなったときは手足を内側に折り畳み、寝ているような姿勢にしてあげましょう。目が開いたままの場合は手で優しくまぶたを閉じてあげ、舌が出ている場合は口の中に戻してから口を閉じてあげてください。

体勢を整えてあげる際は死後硬直に注意しましょう。死後硬直は亡くなってから2時間ほど経つと始まります。すでに死後硬直によって遺体が硬くなっている場合は24時間ほど時間を空けてから整えてあげましょう。死後硬直は24時間ほど経つと解けてくるので、硬直が解けるのを待ってからの方が体勢を整えやすくなります。

その2 愛犬の身体をきれいにする

第2に、愛犬の身体をきれいにしてあげることです。きれいにしてあげることで愛犬の遺体を清潔に保つことができます

犬に限らず人や動物が亡くなった後、体内に残っている排泄物や体液が漏れ出ることがあります。そのままにしてしまうと排泄物や体液が付着している場所から遺体の腐敗が進む危険性があり、衛生的にも良くありません。

硬く絞ったタオルやガーゼでふき取り、愛犬の身体をきれいにしてあげてください。そうすることで腐敗や悪臭、虫が沸くことを防ぐことができます。ただし、身体に水気が残っていると腐敗が進みやすくなる可能性があるので注意しましょう。

排泄物や体液をふき取りきれいにした後はブラシで愛犬の毛並みを整えてあげてください。きれいな姿で大切な家族を送り出してあげましょう

その3 愛犬の身体を冷やす

第3に、愛犬の身体を冷やしてあげることです。そうすることで遺体の腐敗を遅らせ、きれいな状態を少しでも長く保つことができます

遺体を部屋の床にそのまま置いてドライアイスや保冷材で冷やすと保冷効果が十分ではありません。棺や箱にいれて冷やすことでより腐敗を遅らせることができます。さらに背中やお腹側にドライアイスや保冷材を置き、その上からタオルなどをかけることでより効果的に身体を冷やすことができます。

遺体を冷やすにはドライアイスや保冷材がよく使用されますが、特にドライアイスの方が保冷効果と持続力が高いです。ですが、ドライアイスは素手で触ると凍傷になる恐れがあるため、扱う際は厚手の手袋やひばしなどを使用してください。ドライアイスを使用するときはタオルなどで包んで使用しましょう。

また、遺体にドライアイスや保冷材が触れると水滴がつく場合があり、そこが腐敗する可能性があるため内容に注意が必要です。

愛犬が亡くなった悲しみを乗り越えられるのか?

大切なペットがなくなった悲しみを乗り越えることができるか不安を抱えてる人は多いのではないでしょうか。悲しみを乗り越えられるかどうかはあなた次第です

愛犬が亡くなってから、早い時期で気持ちの切り替えができ悲しみを乗り越えられる人もいれば、なかなか気持ちの整理ができず悲しみを乗り越えられない人もいます。悲しみを乗り越える方法は、自分の悲しみを人に打ち明けたり、泣きたい気持ちを我慢せず悲しんだり、専門家のカウンセリングを受けたりなどさまざまです。

悲しい気持ちを1人で抱え込まず誰かに話したり、泣きたい気持ちを我慢せず涙を流すことで気持ちが軽くなり悲しみを乗り越えやすくなります。専門家にどうやって悲しみを乗り越えればいいか相談することで、乗り越えやすくなるでしょう。ですが、悲しみをなかなか乗り越えられない人は、早く悲しみを乗り越えなければいけないと焦ってしまったり、悲しんではいけないと我慢したり、自分のせいだと責めてしまったりする場合があります。

特に悲しみを早く乗り越えないといけないと考えるほど、乗り越えられなくなるケースが多いです。ペットのことを心配させないように「早く元気な姿を見せなければ」「悲しんでいるところを見せてはいけない」と思いとった行動がかえってストレスを感じ症状の悪化につながります。

愛犬を亡くした悲しみは多くの飼い主の人が経験することでしょう。悲しみを感じるということはそれだけ愛し大切にしていた証拠です。その悲しみを乗り越えられるかは人によって個人差がありますが、もし乗り越えるのに時間がかかっても焦らずゆっくり乗り越えていきましょう。

家族で思い出を共有しよう

愛犬が亡くなってしまったときは家族で思い出を共有するのも良いでしょう。思い出を話し共有することは、愛犬を亡くした悲しみを乗り越えることにもつながります

悲しみを乗り越える方法にも、思い出を振り返ることや誰かに相談することがあります。楽しかったことや嬉しかったことを家族と話すことで幸せな気持ちを思い出すことができ、愛犬を亡くした悲しみを和らげてくれるでしょう。また、家族に悲しみを打ち明け気持ちを吐き出すことで心が軽くなることもあります

さらに、思い出を共有する際は写真や動画、遺品などを用いることで、より鮮明に愛犬との思い出を振り返ることができるでしょう。愛犬との思い出をいつでも家族と話せるようにメモリアルグッズにするのもおすすめです。

キーホルダーやフォトフレーム、ぬいぐるみなど多くの種類があるので、あなたの好きな形で愛犬との思い出を形に残すことができます。愛犬を想い家族と思い出話をすることは、家族を亡くした悲しみから立ち直るきっかけにもなりますので、ぜひ取り組んでみてください。

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この記事を書いた人

株式会社そうそうのメンバーから組織されるSouSou Media編集部は、人やペットのエンディング分野に関するお役立ち情報や"縁起"を形にするエンディングプラットフォーム「SouSou」に関連する情報を記事形式で発信しています。

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