亡くなった愛犬や愛猫はそばにいる?自宅でのペット供養の事例も紹介
みなさんのなかには、亡くなった愛犬や愛猫がまだそばにいる感じがして不思議に思っている人たちもいるかもしれません。とはいえ、そんな話を家族や友人にすれば、「何を言っているの?」と不気味がられてしまうかもしれませんから、一人で抱えている人たちもいるでしょう。
この記事では、「亡くなった愛犬や愛猫はそばにいるのか?」という疑問について考察しています。また、自宅でペットを供養する方法や具体的な事例を紹介しているので、大切な愛犬や愛猫をいつまでも身近に感じていたいと考えている人たちは参考にしてみてください。
亡くなった愛犬や愛猫はそばにいる?
残念ながら、亡くなった愛犬や愛猫が飼い主にそばにいるかどうかはわかりません。現代の科学では、霊的な存在を実証することはできないため、この世を去ったペットが近くにいるとも、いないともはっきり言えないわけです。
とはいえ、飼い主にとって亡くなったペットが自分のそばにいると感じるのは決しておかしいことではありません。今までずっと一緒に過ごしてきたのですから、その気配がすぐに家の中から消えてしまうほうが不自然であると言えるでしょう。
なかには、「大切なペットが成仏できていないのかもしれない」と心配になる人たちもいるかもしれませんが、死後の魂に関する言説は、だれもはっきりとしたことはわからないのが実情です。仮に、だれかが「きっとこの世にまだ悔いが残っているんだよ」と言ったとしても、それは個人の意見でしかないのです。
あなたがペットを愛していたように、愛犬や愛猫もあなたのことが大好きだったに違いありません。その意味では、「いつまでもそばにいたい」という願いが「一緒にいる」感覚をもたらしているのかもしれません。
愛犬や愛猫が恋しいときすべきこと
それでは、亡くなった愛犬や愛猫が恋しくて寂しい気持ちになったときは、具体的にどうすればよいのでしょうか?
一概には言えませんが、ここでは3つの視点からすべきことを紹介します。
その1 誰かに話を聞いてもらう
第1に、家族や友人に、ありのままの気持ちを話してみましょう。
自分の中で悲しみを飲み込んだ状態でいると、ネガティブな気持ちに陥りがちです。なかには、ペットロスをきっかけにして、後追いを考えるほど苦しんでいる人たちもいます。
だからこそ、一人で悩むのではなく、だれかにありのままの感情を聞いてもらうことがよいでしょう。特に、ペットを過去に亡くした経験のある人であるならば、あなたの感情を理解してくれるはずです。もし、相談相手が見つからない場合は、ペットロスを専門とするカウンセラーを利用するのもおすすめです。
その2 愛犬や愛猫の生きた証を残す
第2に、愛犬や愛猫が生きた証を残して一緒に過ごした思い出を振り返るのもよいでしょう。
具体的には、ペットの写真や心に残っている出来事をまとめておくことで、愛犬や愛猫との時間を日常的に思い出すきっかけになります。ふと寂しさがこみ上げてきたときに、楽しかった思い出に触れることで悲しみだけではないことに気付けるかもしれません。
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その3 メモリアルグッズを作成する
第3に、ペットを題材にしたメモリアルグッズを作成するのもおすすめです。
具体例を挙げると、愛犬や愛猫の写真を印字したフォトフレームやキーホルダーを作って、身近に置いておくことで、ペットの存在を感じられる人もいます。
そのほかにも、ぬいぐるみやクッションを作って自宅に飾っている人たちもいます。自分に適したメモリアルグッズを選んでみてください。
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愛犬や愛猫を手元供養する例
実際に、愛犬や愛猫を亡くした人たちのなかには、自宅に供養するスペースを設けている方もたくさんいます。具体的には、ミニ骨壺などの手元供養品、そして思い出の写真を飾るフォトフレームを用意して、家の中に追悼する場所を設けるわけです。具体的なイメージとしては以下の画像のとおりです。
ペットロスの悲しみが深い気持ち人たちにとって、愛犬や愛猫を日常的に思い続ける場所があるのは追悼の気持ちを表現する良い機会にもなります。漠然と心に抱え込んでいるよりも、ペットの幸せを朝晩と願う時間を設けることで、いつまでも大切に思い続ける機会を前向きに作ることができるかもしれません。
もちろん、悲しみは簡単に癒えるわけではないですし、ペットの死との向き合い方は人それぞれで異なります。ときには、家族や友人のサポートも必要になるでしょう。悲嘆が深いだけ愛情も深かったのです。
日常的に追悼する時間をつくる
飼い主にとって愛犬や愛猫が亡くなることは筆舌に尽くせぬ苦悩を生み出します。だからこそ、いつまでも「そばにいて欲しい」と願うのは自然なことです。なかには、「亡くなったペットが近くにいる気がする」と伝えると、非科学的な発言として疎まれることもあるかもしれませんが、だからと言って自分の感覚を否定する必要はありません。
むしろ、そのように思うならば、日常的に愛犬や愛猫を追悼する時間を作って、幸せを祈り続ける機会をつくるのもペットの死と向き合うひとつの選択肢です。飼い主がいつまでも大切に思い続けてくれることは、亡くなったペットにとっても嬉しいことに違いありません。
ペットロスとの向き合い方は人それぞれです。自分に適した方法を選び、それを具体的に実践してみてください。
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